膣の方から子宮の入り口を通してスコープを入れ、肉眼的に子宮内腔の状態、子宮内膜の状態を確認するために行なう検査です。この検査が必要な患者さんは、不妊の原因を確認したいと希望されている、以下の方々です。
| 1. | 超音波検査で子宮内膜の異常が疑われた場合 子宮内膜ポリープ、アッシャーマン症候群(子宮内腔の癒着)、子宮粘膜下筋腫、子宮内膜増殖症などが含まれます。 |
| 2. | 子宮卵管造影検査で子宮内腔の異常が認められた場合 |
| 3. | 子宮内膜細胞診の異常 |
| 4. | 原因不明の長期不妊 |
スコープで子宮の内腔を確認するだけであれば、局所麻酔でも可能な検査です。しかし当院では、検査の後にポリープを切除したり、癒着剥離などの子宮鏡下手術を引き続き行なうことが多いため、静脈麻酔(点滴の中に眠くなる薬や痛み止めの薬を入れて行なうもの)をかけて施行しています。
また、子宮の中に器具を持ち込んで検査、処置を行なうため、お産を経験したことのない方の場合には、子宮の頚管部が狭くてやりにくいことがあります。このため、ラミセルといって水分を吸うとゆっくり太くなる道具をまず子宮の出口に入れて、2〜3時間経過してから検査を行なっています。
朝、だいたい9:30頃病院に来ていただき、前処置をしてから2〜3時間の休憩を挟んで、午後1:00頃より検査を行ないます。帰宅できるのは麻酔が覚めてからなので、4〜5時になります。日帰りでできる検査、手術ですが、丸一日は必要とします。お産を経験されたことのある方は前処置が不要になりますので、11時頃の来院で構いません。

